最近、目にするのは政治家の発言内容です。
ある大臣は、福島の中間貯蔵施設を巡り不適切な発言、都議会では女性の人権に関する発言。
その発言の真意と状況、またニュースや新聞で報道している内容が、どこまで正しいか検証する時間と術を持ち合わせていないため、そのまま受け止めてしまうのだが、かなり残念な発言。
最近といっても、戦後からそうなのかもしれないが、政治家が職業になっている。
有権者に頭を下げてお願いするのは選挙のときだけ。
政治家はお忙しいのは分かるが、少なくとも私の選挙区の当選者が選挙後に演説しているのは見かけない。
私が見かけないだけかもしれない。
このような残念発言後は、決まって言い訳をする。
そして職務を全うするためと理由を付け、役職若しくは議員を辞任、辞職しない。
職業だからこそ、辞めると無職になってしまうからなのか辞めない。
私の考えでは、辞めるべきだと思う。なぜなら、人の痛みがわからない方が
人の上に立って人を動かすことはかなり難しい。
さて、会社勤めしているとこのような近い状況に遭遇した経験をお持ちの方もいるかもしれません。
人の上に立つ「品格・資質」は、持って生まれたものなのか、またはその職務に就いてから培うものなのか。
意見が分かれそうですが、私の意見は両方だと思いますね。
もっと言えば、持って生まれたものよりも、生まれ育った環境と、職務に就く前の研修が重要ですね。
政治家は会社と違って、政治家になるための研修はないので品格と資質が重要視されますが
そこを頭が良くても忘れて不適切な発言が出ればそこで終わりです。
そのような覚悟がなければ政治家になるのは厳しいかもしれません。
会社経営者や役職者も近い覚悟が必要かもしれませんね。
反面教師にして日々精進です。