事業継続計画(Business continuity planning、)BCPは、有事の際に企業がいち早く復旧し起動させるための準備です。
BCP事態の歴史は浅く、2001年の9.11によってこの重要性が注目され、2011年の3.11東日本大震災により再確認されるようになりました。
今では、行政や民間団体でもBCPの重要性を広める活動が進んでいます。
BCPでは、ヒト・モノ・カネのカテゴリーで準備を進めていきます。
それぞれのカテゴリーで、有事の際にどのような対応をするのかを事前に
決め、それに対して行動することでいち早く動ける体制を整えることが
ポイントです。
今では、このBCPの整備によって企業・病院への信頼度が変わってきてい るのが現状です。
医療業界でいえば、安全管理の指針が義務付けられています。
一般的な部分では、内部的・外部的要因によって生じたリスクに対してどのように対応するかを決めることがリスク管理に繋がります。
例えば・・・
◇ 火災が発生したときの対応
◇ 事件に巻き込まれたときの対応
◇ 従業員の給与差押の請求の対応
◇ マスコミ対応 など
代表的な例を挙げましたが、業種によっては他にもあると思います。
さて、この代表的な例の中でどれだけの準備をされていますでしょうか。
経営者または、管理職の方は利益を生み出さない部分にも目を向け、社会的責任を果たすことを求められることを意識しなくてはなりません。
BCPとリスク管理どちらから取り組むべきかはクリニックや会社の規模によって異なります。
目 安 | BCP ・ リスク管理 |
1院にスタッフ数10名未満(本院のみ) | リスク管理から取り組む |
1院にスタッフ数10名未満(分院あり) | BCPから取り組む |
スタッフ数10~20名 |
市街地:BCPから取り組む 郊外:リスク管理から取り組む |
スタッフ数20名以上 | 同時に導入 |
※目安ですのでご参考までに
BCP・リスク管理を導入方法につきましては、コチラよりお問い合わせ下さい。