進路に悩む学生へ
3月は、旅立ちの月でもあり、新たなスタートラインにつく月でもあります。特に4月より新高校3年生のお子さんを持つ親御さんは、お子さんの将来について本人から相談を受けることも少なくないのではないでしょうか。
私は、色々な場に出ることが多いのですが、最近進路相談のような話を頂きます。かと言って、決めるのは本人なので参考程度の話しかできません。一番聞かれるのは、大学受験で何学部に行けば良いのかという相談や、それに付随してどんな職業が良いのかと聞かれます。
私は決まって、法学部と答えます。そして職業に関しては、金融機関。もっと言えば、銀行の職業を勧めます。これはあくまで私の主観ですが、法律に少しでも免疫があれば、会社の色々な部分で役に立つ機会があるように思います。また、銀行で総合職として入社できれば、必ず厳しい環境に置かれますので、物事の捉え方、視野が広がると思います。しかしながら、銀行への就職はハードルが高いかもしれません。
次に、お話するのは、中小企業でオールラウンドで仕事を経験させて貰えるような会社です。これはある意味、銀行や大企業と異なって、先人がいないケースが多いので開拓していかなくてはならないケースがあります。
そして、何よりもどんな職場でも一定ライン知識として使えるのが、ファイナンシャルプランナーの資格です。ここで言っておきたいことは、FPの資格があってもあまり役には立ちません。FPで得た幅広い知識が必ず役に立ちます。極端な話、FPの資格がなくとも同等な知識があれば視野が広がるきっかけになると思います。
今日は、かなり偏った内容でしたが、何かのきっかけになれば嬉しいです。