女性歯科医師の選択肢
H26年の厚生労働省の発表によると
医療施設(病院・診療所)に従事する歯科医師を性別にみると、「男」が78,530人で、前回に比べ263人、0.3%増加し、「女」は22,435人で、1,043人、4.9%増加している。年齢階級別にみると、「50~59歳」が26,796人(26.5%)と最も多く、次いで「40~49歳」22,631人(22.4%)となっている。
また、男女の構成割合を年齢階級別にみると、すべての年齢階級で「男」の占める割合が多くなっているが、「女」の割合は、年齢階級が低くなるほど高く、「29歳以下」では43.6%となっている。
29歳以下では半数近くが女性歯科医師が現場で活躍しています。
では、結婚して出産を迎えた場合、現場復帰が可能なのか?!
これは歯科医師に限らず、会社勤めの女性が直面する壁だと思います。
今の政権下で、女性が働きやすい環境を整えると掲げておりますが、保育園等の保育施設の足りなさに、働きたくても働けない。これまでのキャリアを捨てる選択肢を選ぶことも少なくないのではないでしょうか。
これは働きたい女性には、辛い環境と言えるでしょう。
今後、各院長はこの現状と今後、今に増した職場環境向上を求められる時代にどのように対処していくかが、歯科医師確保の分かれ道かもしれません。
私たちの会社では、医師・歯科医師・獣医師などの医療機関で就業されている女性をバックアップするための制度とサービスを提供するために準備を行っています。それは、従業員からでも医院からでもお応えできるサービスを考えております。
現状と将来の選択肢を増やすために、少しでも貢献できたらと思います。