人材確保のための手法
みなさん、日本の国力はどのくらいあるかご存知でしょうか。
国力を計るものさしとして、GDPは有名ですね。
将来を見据える場合、何を見るでしょうか。これも多くのものさしがありますが
人口を見ることで重要なことが、見えてきます。
世界の国々を見ると、1億人を超えている国は多くありません。
人口1億人を切ると、内需が弱まり経済が収縮すると一部では言われてます。
さて、日本では10年後には生産人口が約500万人減
さらに、20年後には約1,400万人減する予測があります。
当然、生産人口が減れば経済に大きな打撃が予想されます。
クリニック単位で考えると、働いてくれる人を採用することが困難になり
それは、経営に直結する可能性があるということに繋がります。
近年、注目が集まっている制度があります。
それは、「ジョブリターン制度」です。
育児・介護・配偶者の転勤などで退職を余儀なくされたり、就学・留学・転職など
キャリアアップを目指して退職したりした従業員を、本人の希望により再雇用する
制度です。
メリット・デメリットそれぞれありますが、制度化することで
その企業の文化になり、生産人口が減少する中である程度の歯止めになる
可能性があります。
ぜひ、将来を見据えた制度化を考えてみては如何でしょうか。