クリニックにおける労働環境
最近、上場企業の「過重労働」調査報告書が話題になっています。
クリニックでの実態はどうでしょうか。
今回、話題に挙がっている企業の業態とは異なるので
ここまで厳しい環境ではないかもしれません。
ただ、社会保険や残業手当などの部分では医療業界は
少し遅れている部分もあるかもしれません。
その原因は、個人事業主の形態をとっているクリニックが多いことが
一部、挙げられると思います。
当然、法的に見れば経営側に責任があるのはわかりますが
はたして、労働環境は経営側だけで整えるべきでしょうか。
理想論としては、互いに協力して整えることだと思います。
では、なぜそれが出来ないのか。
多くの場合、スタッフが労働環境についての知識を持っていない
ことが挙げられます。
つまり、経営側と同じ土俵に立って話をするだけの知識がない。
一般的に見れば、大多数の従業員はそうなのかもしれません。
しかし、成長し続けているクリニックの特徴はスタッフがこのような部分の
知識を学んで働きやすい環境を整えているということです。
ここに大きなヒントがあるのではないでしょうか。