2014年12月の完全失業率が先月末に発表されました。
完全失業者数は210万人。前年同月に比べ15万人の減少。55か月連続の減少。
3.4%と改善されています。
また、有効求人倍率は約1.2倍になっています。
※朝日新聞より
失業率は15歳以上の働く意欲がある人のうち、職がなく求職活動をしている人の割合。有効求人倍率はハローワークで仕事を探す人1人に対し、企業から何件の求人があるかを示す。
民主党政権時代からすれば、数字的には回復しています。
長い間、人事の仕事に就いていた時は定期的に
このような数字を見ながら、実態と比べてました。
失業率や有効求人倍率等が回復すると
経験上、歯科業界の雇用(歯科助手)が難しいと考えます。
そのために、今からやれることを取り組むことが大事です。
スタッフの定着率や新規雇用しやすい環境づくりなど
経済が回復傾向になればここの準備は急務になります。
以前、このコラムにも記載したような確定拠出型年金の導入や
評価制度の導入などで組織の基盤づくりを図るようなことが重要だと思います。
また、近年ブラック企業などとメディアに取り上げられているケースを
よく目にします。。。
それだけ、世間が雇用の仕方について敏感になり始めているとも
言えます。
経営上、すぐに改善することは難しい部分もあると思いますが
徐々にでも着手することにより、人の集まる組織になっていくと思います。