INGMコラム

医療BCP

できない理由を探さないこと

今回のお話は、新人だけでなく業績が停滞ぎみの管理職にも

当てはまることかもしれません。

 

「出来ない理由を探さない」これが成長には必要なことです。

新人であれば、出来ないのは当たり前。

出来ないことへの訓練として、挑戦すること。言わば、これは

新人の必須事項だと思います。

 

それをまだ教えてもらっていないからとか、自分にはまだ早いとかで

失敗を恐れて挑戦することを避ける新人を見ることがあります。

 

気持ちは分かるのですが、それではいつになっても同じ所に

ずっと居続けることになります。つまり、成長しない。

 

実は、成績不振に悩んでいる管理職も稀にこのようなケースを

見ることがあります。

 

幾度となく、挑戦したが結果が付いてこない。

やっても意味ないのではないだろうかと・・・・。

 

この気持ちもすごく分かります。

でも、誰もが挑戦して挑戦した分だけ成功していたら

ひょっとすると、管理職という立場すらないのかもしれません。

かなり飛躍し過ぎですが。。。

 

今回、私が感じたことは、挑戦し続け、幾つかの失敗から

新たな光を見つけ出す可能性があるということです。

 

人間は、歳を取ると頭が固くなると言われています。

また、これまでの実績など過去の栄光に足を引っ張られることがあります。

これらを理由にやりもしないことへのあきらめは、自分の成長・可能性を

遮っていることに他ならぬ行為です。

 

「初心に返る」まさにこの言葉は、社会人を何年経験しても

忘れてはならない言葉だと思います。

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2016/03/03   ingm

社会保険範囲拡大へ

「短時間労働者に対する社会保険の適用拡大」が平成28年10月より施行されます。

対象範囲は、501名以上の従業員を要する企業が対象です。

従 来 今 後
労働時間30時間/週以上 労働時間20時間/週以上
月額88,000円以上

 

「適用拡大となる対象事業所」において、以下のすべてに該当する従業員

◇1週間の所定労働時間が20時間以上の者

◇月額賃金が88,000円以上の者

◇1年以上の雇用見込みがある者

◇学生ではない者

 

中小企業に対しては、3年後に導入するか検討するとのことです。

ただ、中小企業にも適用される可能性は高いと思われます。

なぜならば、現行の年金制度では維持するのが難しいからです。

 

セミナー等でお話しておりますが、良くて今の年金から4割減の支給というのが

厚生労働省の見解です。

 

そのため、確定拠出年金やNISAなどの個人運用の優遇措置がとられているのではないかと

読み取れます。

 

話はズレましたが、この社会保険範囲拡大によりパート・アルバイトの在り方を

検討する必要があります。

ここで気を付けなくてはならないのが、雇用側の一方的な都合で

雇用条件を変更してはならないことです。

 

中小企業においては、3年程猶予がありますが

その間に色々な準備が必要になることだと思います。

 

 

 

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2016/03/02   ingm

新人研修に必要なこと

大規模な組織になると、この時期から新人研修会に向けて動き出している頃だと思います。

 

かつて、私が働いていた医療法人でもこの時期は新たな仲間を迎え入れる

準備で忙しかった記憶があります。

 

ただ、新人研修については組織の規模の大小は関係ありません。

もちろん、大きい組織の方が時間と人、お金を掛けれるかもしれませんが・・・。

 

でも重要なのは、そこでないと思うのです。

現在、人事に関わるお仕事を多業種より頂いて再確認したことがあります。

 

それは、組織もしくは院長や社長などがどのような社員として

育ってもらいたいのかを明確に持ち、それを幹部または社員で共有化しているかです。

 

そして、新人研修の際に、それを新人にどのように伝えるか。

もっと言えば、新人に対して「あなたは1年後このようになっているだよ」と

はっきりと伝えられるかが重要です。

 

そんなの当たり前だと感じる方もいるかもしれませんが

意外と難しいと感じたのは私の見解です。

 

是非一度、新人研修を始める前に再度確認してみてはいかがでしょうか。

 

 

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2016/02/28   ingm
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