震災から6年
東日本大震災から6年。全国で避難生活を余儀なくされる方が12万人余りいるという事実。首都圏で暮らす私たちは何を思い、どのようなことをやり続け、今後どのようなことをするべきかと改めて考える。
津波被害、原発事故被害や二次被害として、横浜市の学校であったいじめ。全国民がテレビから流れた当時の映像を見て、多くの人が同じような感情を持ったのではないかと思う。それでも、時間と共に直接的な被害を受けていない者は、その時感じた感情が薄まっていくという現実。
復興特別所得税等の使い道や原発問題への意識、2次被害を受けている現実とどう向き合うのか。阪神淡路大震災の時は、まだ学生で考えが浅く、経済力もなく無力に近い存在であったが、社会人になり、それなりの経験を積んできた今だからこそ、これまでのこととこれからのことを真剣に考え、そして個々がそれぞれの形にしていく必要があるのではないかと思う。