2015年が始まりました!
歯科も獣医も、そろそろ国家試験の時期に入ってきました。
さて、歯科も獣医も共通点があります。
それは、多くの方が実務を経験すると将来開業を目指すということです。
さて、なぜ開業医を目指すのでしょうか?!
ここには大きく分けると2つの理由がありそうです。
1つ目は、もともと開業するのを目標にしていたから。
2つ目は、開業しないと将来が不安だから。
さぁ、2つ目の理由に挙がった「開業しないと将来が不安」の意味
分かりますか??
給与面や社会保険面、体力的な面などの不安がここに含まれてます。
もちろん、この意見は勤務医側の意見であって、経営者からしてみれば
様々な意見があると思います。
ただ、業界として競争が激化している状況で勤務医の入れ替わりが
頻繁にあるところは、経営的に厳しい環境へ入ってしまう可能性が高いです。
これらを防ぐ為にも、クリニックの福利厚生制度を一度見直すのも良いと思います。
いきなり、お金を掛けて新しい制度を導入するのではなく
基本に戻って、医療法人や株式会社であれば当然社会保険への加入が
義務付けられていますので、しっかりと加入させているかどうか。
有給休暇を取れるようにしているかどうか。
確かに有給は、クリニック規模の運営だと取りにくい環境ではありますが
計画的付与制度を導入することも視野に入れれば少しは改善される
と思われます。
資金的にも人為的にも次へのステップに進めれるようであれば
住宅手当や退職金、401kなど、独自の福利厚生を検討しても良いと思います。
ここでうまくマッチすることにより、勤務医としての不安は解消されますし
自然と勤務医が残る。または人材が集まるクリニックへと飛躍されるのだと思います。
是非、福利厚生を含め人事制度などを改めて振り返り2015年の良いスタートに
なればと思います。
2015年も宜しくお願い致します。