この時期になれば来年度入社する予定のスタッフも揃い
研修の準備に取り掛かっている病院も多いのではないでしょうか。
研修については、前回触れたので
今回は、面接についてです。しかも面接官の立場についてです。
まず、面接官として面接を実行する上で気を付けておきたい点があります。
①応募頂いてから書類選考、面接の日程を決めるまで迅速に行う
②面接時の言葉遣いに気を配ること
③面接官は病院の代表だと思って対応すること
最低限、この3つはしっかりと意識しなくてはならない点です。
①については、連絡が遅い会社は人材を確保することの意味やその価値について
理解されていないことがあります。(担当者レベルでも)
このような会社に見受けられる傾向として、面接時に言ったことが違うという
入社後のトラブルを抱えるケースが多いような気がします。
②は、面接官の言葉遣いです。
上から目線や威圧する言葉、受験者に対しての配慮に欠ける面接官は
人によって態度を変えるような少し問題のある社員のケースが多いです。
つまり、このような人を面接官に置いていることすら問題ある会社です。
最後③は、①と②を総合的に意識して対応するということです。
特に病院や飲食などの接客を主体としている会社にとっては
面接受験者やその家族、友人が患者さまやお客様になるケースが
あります。だからこそ、受験者をお客様同様に接しなくてはならないと思うのです。
この3つが出来ていない面接官は、私の感覚だと
人事として、仕事も面接も少し慣れてきた面接官に陥るケースがあります。
新人の人事担当者は、逆に緊張しているものです。
ベテラン(人事)は、その立場を理解しているので大丈夫でしょう。(一般的に)
どんな仕事でもそうですが、慣れてきた時こそ
仕事を見つめ直す機会が必要なのです。
人事は、その会社をイメージさせる立場にもいるということを
忘れてはならないと思う今日この頃です。